2014年11月2日日曜日

セルモーターを点検してみた。

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11月01日(土)

 先週のキャンプツーでセルボタンを押しても回ったり回らなかったりで終始不安だったセルモーターくんの気まぐれ。とりあえず軽く点検してみました。

 結局セルモーターは健全なようで原因はバッテリー?ここ数ヶ月は月一回程度しか動かせてなかったのでしっかり充電ができていなかったのが結論ではないかと思われます。今夜一晩しっかり充電させてやることにしました。

 以前、ライトをバッテリーから配線を太くしてリレーを介した直結回路にしてライトが明るくなって快適になったぶん消費電力が増えてバッテリー充電には厳しい状況なのかもしれません。ここはライトをLEDに。(最近車検に通るようなLEDライトが安く発売されてるようです。興味のある方はスフィアライトLEDで検索。だれか人柱いねぇかな〜ww

 ひとつ気になったのはセルモーターを止めているボルトは2本ですが2本とも結構緩かったこと。Vツインの鼓動で緩んだようです。セルモーターにはマイナス端子がなくてセルボディ本体がシャーシに繋がっていることでバッテリーのマイナスと繋がっているためここの接触が悪かった?かもです。

 いずれにしてもしばらく様子見です。もし、また同じような事象がでるようならバッテリー交換かな〜。まだ3年経ってないのに。。早いなぁ。。

セルモーターはここです。このカバーのなかに入ってるので先ずはカバーを外します。

カバーを外しました。

でも、こいつが邪魔でセルモーターが外しずらいのでこいつも外します。あ、これはリアサスペンションの別置きのオイルタンク。

オイルタンク外れました。これを外すほうが大変かも。裏側のナットに工具が入りずらいです。

セルモーターを外します。ボルト2本で止まってます。

セルモーターに繋がっている配線。バッテリーからの直結の太い配線とスターターボタン、リレー経由で繋がっている起動配線の2本です。

ギヤ部も確認。サビがでてますね〜。まあ、12年ものですからね。こんなもんでしょ。

セルのギヤ部。セルを回すとこのギヤがスライドして接続されクランキングします。

バッテリーから直結のプラス端子。これも綺麗です。

セルモーター全体。バレオ社製のD6RA210です。MOTO GUZZIやBMWなどで使われてます。いまでもブラシやマグネットなどのリペアキットが販売されてます。マグネットが剥離すると評判です(笑)標準パーツだとお高く4万円ほど、強化されたEnduralast製セルモーターも販売されてます。2万円程度で手に入るので壊れたらそれに交換かな〜。余裕ができたら予備として買っときますか。(今は無理w)

取り外し中はウエスを突っ込んんどきましょう。何が入るかわかりませんからね。

バッテリーの電圧チェック。12.6Vまあまあかな。

充電中。14.5Vです。でもすぐに充電完了になるんですよね。バッテリーが飽和してるのか、充電器との関係もあるかもしれません。この充電器は14Vを越えると充電完了と判断するみたいだし。

充電完了した後はトリクル充電に入ります。13.7V程度で充電中。これで一晩寝かせます。

セルモーターの動作チェック。実はこれやっちゃダメ。なにがダメって配線が細すぎました。配線のケーブルが溶けました。ええ!と思って調べると。セルモーターの定格が700Wらしい。 700W/12V=58A ぎょぎょ!58Aも流れるんです。2mmの配線の許容電流がだいたい27Aなのでそりゃ溶けますわ。やばかったです。慌てて車に載せてるブースターケーブルに変えました。700Wもあるとはうかつでした。

溶けたケーブル。こんなになります。

ブラシ部分をチェック。まだまだブラシも残ってて問題なさそうです。

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