2017年6月4日日曜日

ファイナルとトランスミッションオイル交換

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2017年6月4日(日)

 先週の日曜と今週の日曜にかけてファイナルとトランスミッションオイルの交換作業をしておりました。

走った後にファイナルのドライブピニオンギヤ部からタラーとオイルが漏れることがあります。
ユニバーサルジョイントを交換した際にドライブピニオンケース接続部に入っているはずの0.1mmの紙パッキンが無いことはチェックしていて液状ガスケットを塗ろうと思ってたのにうっかり忘れてました。
これが原因なのでパッキンを手配して交換を行った訳です。

本来ならファイナルオイル交換は6000マイル(9600km)毎で、まだ1300kmしか走っていないので交換の必要はないのですが、ついでに交換してオイル状況などを確認してみようと思いオイル交換をしてみました。

交換したオイルはAMALIEのギヤオイル80W-90です。これは横浜のショップで使われていたオイルでお薦めですよとのことです。
このオイルは1本946cc入ってます。ファイナルに必要な量は250ccで一度開封したオイルはできれば使い切りたいので、ついでにトランスミッションオイルも交換しました。
トランスミッションオイルは750ccなので両方合わせて1000ccです。
50ccほど足らない分はファイナル側へハンマーオイルを使いました。内部に古いオイルが残ってるので若干少なめでも問題ありません。

ファイナルオイル交換はドラムブレーキタイプは下部のSUMP部ボルト6本を外します。これを外すと、得体の知れない赤色の液が混ざってました。サビでもないし、ギヤの当たり具合を確認した光明丹か何かなのでしょうか。

ドライブピニオンケースを外してピニオンギヤとベベルギヤを確認しましたが偏磨耗もなく問題なさそうです。当たり具合が深いのか浅いのか、判断基準がわからないので判断つきません。

ここで、ドライブピニオンケースにOリング発見。Oリング手配してません。かなり硬化、変形してるので交換したかったのですがそのまま使用です。(すぐに手配しました)

パッキンを交換、液状ガスケットも着けて組み立て完了です。
ファイナルオイルには二流化モリブデンを混ぜて焼き付けを防止します。オーナーズマニュアルでは20cc混ぜろと書いてます。20ccって結構な量ですよ。

ファイナルオイルを交換した後、トランスミッションオイルも交換して完了です。


と、ここまでは先週のお話。


作業した前後は写真を撮るように心がけてます。
夜、写真を見てると気になる写真が1枚。スイングアームとファイナルミッションを取り付けた写真です。

あれ?俺ちゃんと方向合わせて組んだよね?リアがディスクの車種はここのハウジング上部にラウンドがあり組み立て方向が分かりやすいのですが、ドラムブレーキタイプは真四角な構造でどの向きにも組めるので不安が募ります。

ここをちゃんと組んでおかないとドライブピニオンギヤ部にオイルが供給されず焼き付く可能性があります。

疑心暗鬼状態です。で、今週ピニオンギヤケース部のOリングが来たので、再度分解組み立てを行なってOリングを交換した訳です。

結果的にはピニオンギヤケースはちゃんと組み付けてました。良かったよ。

それにしても、2週連続で分解、組み立ては疲れました。

マフラーを外し、ヘプコ&ベッカーのサイドケースステーを外し、グラブレールとシートを外し、ドラムブレーキのステー類を外し、タイヤを外し、リアショックを外し、逆の手順で組み立て。のんびり3時間ほどの作業でした。もう手慣れたものです。

ついでに、スパークプラグも交換。左右ともやや燃調が濃いめのような焼け具合です。キャブ周り含め燃調を一度確認したいと思います。

試走してみると漏れもなく気持ちよく走ってくれます。ただ、燃費が思ったより悪いのです。
走り方の問題なのかも知れませんが15km/L〜19km/L程度で20km/L以上は走るだろうと思ってたので燃調をする必要があるかなーと思ってます。低めのギヤで回転数を上げてトルクを掛けて走るのが気持ち良いのでそれが燃費を悪いしてる原因かも。。とも思いますが。

まだまだやることが色々ありそうな予感です。

手のかかる子ほど可愛い。まさにこれです。

こんな感じで漏れてます。

ミッションオイル交換です。まだまだ使えるけど。。。

フィナル下部のSUMP部です。ここを外さないとオイル抜けません。

なにやら赤色の液体が混ざってました。

パッキンを剥がして綺麗にします。赤いのが血痕っぽい。

ピニオンギヤが見えます。当たりは半分程度。深いのか。浅いのか。不明です。

ベベルギヤ。変に磨耗してないようです。

二硫化モリブデンはスリーボンド1901を使用。1kgって一生分ありそうです。

AMALIEオイルです。ファイナルに200ccを入れます。

モリブデンを混ぜるとこの通り。真っ黒ですな。

オイルの足りない分はハンマーオイルです。


これが疑心暗鬼になった写真。方向性が合ってるのか不安でした。

ドライブピニオンケースのOリング。変形して硬化してました。


プラグの焼け具合。燃調がやや濃いようです。気温上がって来たしー

先日の雨でフロントディスク錆びました。動かせばすぐ取れます。鉄だし仕方ないか。

反対側。こっちはまだらに錆が。

確認の試走です。気持ちよく走れますねー


















2017年5月20日土曜日

破断

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2017年5月20日(土)

 「破断」嫌な言葉です。

実は、先週の日曜日にユニバーサルジョイントの高速試走を行なってみました。制限速度++αでも気持ちよく走れることを確認して問題なさそうなので満足して下道へ。我が家からは15km程度のところです。

信号で止まったところ急にエンスト。ん?キャブが追いついてないのかな?なんて思い再始動。問題なくエンジン始動します。そのまま走ってるとクシュってくしゃみ現象頻発。あれ?何か変。キャブ周辺を見てみると左バンク側のキャブが妙にブラブラしてるような気がします。V11の「雨の片肺事件」のようにラバースリーブが抜けかけてるのか?こいつもかよ。。と思いつつ路肩に止めて確認です。

あれれ!ラバースリーブが破断しとるがな。これで二次エアー吸って左側の燃焼がおかしくなってクシャミが出てるようです。マジか。凹むわ。。

またレッカー呼ぶことも考えたのですが残り15kmで、幸い左側なので手で押さえつつ、回転を最低2000rpm程度にアクセルコントロールしながら走ります。気をぬいて回転を下げるとエンストするんです。クシュって言うたびにガソリン臭いし大丈夫かぁ。ああ憂鬱。

なんとか家までたどり着きました。

ラバースリーブの予備なんてありません。早速、緊急手配。30φのキャブなので多分これだろうなってパーツを手配です。

パーツが来るまでに破断したスリーブをチェックしてみました。ゴム自体はまだ柔らかく硬化もしてません。カスタム時に新品が使われてる証拠です。そのゴムの半周くらい完全に割れた状態です。厚さ6mmもある分厚いゴムが割れるかねぇと思いつつ観察していると、まだ繋がっている部分にも亀裂があるように見えます。切開してみましょう。割れた部分と繋がってる部分を二つに切断してみました。おお、繋がってる部分にも全周に渡って亀裂が入っており有効な厚さは半分の3mm程度でしょうか。
右バンク側も外してみたところ全周に渡って同じ場所に亀裂が入ってました。これは仕様なのか?んな訳ないだろー。

原因の可能性は二つ。

・インマニ側だけで固定され、キャブとフィルター側がフリーのためエンジンの振動が伝わって振動疲労を起こして亀裂が入った。ただ、内側だけに亀裂が入るってあり得るのか疑問です。

・製造不良。このラバースリーブの製造が一体成形品なら可能性は低いと思いますが金型を分けてゴムを流し込み繋いでいるようだと熱の入りが甘くラバーが完全に溶けていない状態で出荷された。同じロットだとすると同じ場所に同じような亀裂が入った状態で出荷された。チェックしづらい場所です。

と想像してます。海外で作られているパーツなので何とも不明ではありますが。

何れにしても、パーツが届いたので交換して、今度はラバーやキャブの振動状態を確認するため試走で下道と高速走行してきました。ちなみに新しいパーツはしっかり繋がってて亀裂のないことは確認済みです。

明らかに調子が良いぞ。笑

アイドリングも凄く安定してるし、クシャミ現象も一度も出ず嫌な感じが綺麗に消えました。

時々クシャミが出てたのは亀裂から二次空気を吸ってたのかも。横浜のショップで「低速時に違和感があるのでちょっと様子見てます」もこれだったのかもって思えてきました。

ただ、亀裂が入った原因ははっきりしないのでしばらく様子見とします。亀裂はあるけどまだ使える右バンク側のラバースリーブは緊急時用としてサイドケースに忍ばせておくこととします。

もう1点気になってた40〜60km辺りで出るカチャカチャ音。メーター辺りから聞こえて来るのでメーターケーブルに注油したりライトケースの中を探したりしても音が消えず、もしかしてフロントサスのスプリング異常とかタイミングチェーンの緩みなの?ってバラす事を考えると凹んでたのですがやっと見つけました。灯台下暗しです。
場所は目の前。燃料キャップのカバーに遊びが多くて振動で金属同士が触れてカチャカチャ鳴ってたようです。クッションは付けてあったのですがヘタってきてたようです。何かいいものないかと机周りを物色すると地震対策用ゲルクッションが目に止まり、これいいかもと思い取り付け。クッション性が高いのでいい感じにホールドされる感じになり、音もスッキリ消えました。

気になってた音も消え何となく、グッと調子が良くなってきた予感がします。色々ご主人様を試してくれますよ。この子は。


そうそう、この高速試走中にSAでルマンII乗りの方と偶然遭遇しました。松山の方でした。ほぼフルノーマルのルマンII。トラブル時には部品を外してリパさんとこに送って修理してもらってるそうです。

病気自慢ならぬトラブル自慢話しに花が咲きました。GUZZIによくある光景です。

田舎のGUZZISTAは何かと大変ですよね。と笑いながら元気に本戦へ合流されて行きました。いつまでもお元気で乗ってくださいね。どこかでまたお会いしましょう。


左バンク側がこの通り破断してます。

パックリ行ってますね。

切開してみました。

繋がってる部分のヒビです。

広げてみると綺麗な断面ですね。製造不良なのか???

左も右も交換です。バンドも12mmサイズへ太くしました。

ここがカチャカチャ音の原因でした。ジェルクッションを取り付け。色々錆びてる。笑

ここのポッチにクッションが密着します。

ルマンⅡですよーー

ほぼフルノーマル。色々トラブルも経験されてるようです。笑

SAのとり天ぶっかけ。SAの割に想像以上に美味いですよ。

やっと正常になってきた予感がします。





2017年5月14日日曜日

テンプレート

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2017年5月14日(日)

 今日はルマン会議の日。
天候にも恵まれ楽しいお祭りになったのではと思います。いつの日か参加できたらいいなぁ。(GW開けってのが仕事の関係で難しい気もするけど)

さて、私は地味な作業を。ガスケットのテンプレート作り。
ガスケットなんて安いものなのですが、たまたま国内にストックがなかったりで海外まで手配となると送料だけでも高くなるので自作できるようにテンプレートを作成。
ガスケットシートを買ってテンプレートで切り抜けばいくらでも作り出せます。
ガスケットシートは厚み、耐温度、燃料やオイル向けなどを基準にモノタロウなどで探せば色々出てきます。

地味だけど、イザって時に助かる作業なのでした。



2017年5月5日金曜日

試走

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2017年5月4日(木)

 絶好の試走日和。
よく利用する香川から徳島に抜ける亥ノ鼻峠を試走します。
時々、リア周りをチェック。問題なさそうです。変な異音や摺動してるような感じもありません。とりあえずは合格!

車が多くペースも上がらないので香川県内のお気に入り周回ルートへ戻りました。気持ちよく流せてたのですが突然の大渋滞。場所は綾川町。ここには山越うどんがあります。警備員さん曰く、お店から1.5kmは離れてるここから「山越うどん渋滞です」って。恐ろしや。。

迂回ルートを通り帰ってる途中で。パンクらしきオートバイが止まってます。高知からうどんを食べに来ましたとのことでCB1300で190サイズの太いリアタイヤに平板の金属片が刺さってリーマで穴を拡大中。パンクキットは持たれてましたけど作業した経験がないとのことで手伝うことにしました。
V11に寸切りボルトが刺さった経験が生きましたよ。850-Tのサイドボックスには一通りの工具類とパンク修理キットと空気入れ、ゲージを入れてます。パンク修理キットはチューブレス用なので850-Tのチューブタイヤでは使えませんがマスツーの時やこのような場合に役に立つことがあるのです。穴傷ではなく横に広い穴なのでセメントを塗ったゴムを3本挿入して漏れを塞ぎます。空気入れで1.5Mpaまで入れて後はガソリンスタンドが少し走ればあるのでそこで入れることに。標準が2.9MPaだそうです。高いねー。
何度もお礼を言われましたけど、そんな気を使わなくても。困ってる時はお互い様ですから。

そういえば自分のチューブタイヤがパンクしたら処置のしようがないです。チューブの予備を買っとかないと。予備があっても路上で交換できないので自宅へレッカーになりますけど。スポークのチューブレス化考えようかなと思った次第です。



















2017年5月3日水曜日

復活作業その2

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2017年5月3日(水)

 続きです。
スイングアームまで復旧したので、ファイナルミッションを取り付け、アクスルシャフトを仮付けしてスムーズに回ることを確認します。リアサスペンションとタイヤとドラムブレーキを取り付けてリアホイールのセンター出しをします。この辺りもリパさんのメンテナンスブックに詳しく説明されていて、なるほどねーという感じです。この本、メンテするには必須です。モリブデングリスは各摺動部へこれでもか〜ってくらい使うので写真は撮りづらいです。
サイドバックのキャリアも取り付けてリア周りはほぼ完成。塗装の剥げてるところはタッチペンで修復です。
マフラーを取り付けて完成です。

ついでに吸気部のステンレスフィルターの掃除。中性洗剤を着けて靴洗い用のブラシでゴシゴシ洗います。本当ならK&Nとかのコットン材のフィルタの方が捕取効率も高くてエンジンに優しいのでいずれ交換したいと思います。

プチカスタムとしてGUZZIガードを黒からクロムメッキに変更。

そうそう、完成後、跨ってケツ圧をかけてリアサスとかの動き具合をチェックするとキコキコと金属の触れ合う嫌な音がします。あれ、どこか接触してるのかもとあちこち調べても接触してるような場所はないけど。跨りながら耳を澄ませて確認すると、どうもシート辺り。ありました。シートの開閉ロック機構がケツ圧がかかると歪んで金属が触れ合ってるようです。ベルハンマー(潤滑剤)をスプレーしてOKとなりました。乗ってる時に金属の触れ合う音がすると気になって仕方ないですからね。できるだけこのようなノイズは消しておいた方が気持ちよく乗れますし、エンジンやミッショントラブルなどで音がいつもと違うのを見つけやすくなります。

さあ、明日は近場ツーで今回の交換の様子見をしてみます。素人が大手術したようなものなのでちょっと心配ですが。各部ボルトも緩めたので逐次増し締めもしないといけませんね。

ファイナルミッション復旧。

各ギヤ部へモリブデングリス注入です。

タイヤ取り付け。

ドラムブレーキ復旧。

ヘプコのサイドケースステーを取り付けます。

とりあえず完成。サビが出てるところを塗装しました。

シャフトブーツも綺麗に取り付いて動きも問題なさそうです。

自転車のブラウンシート。緑のバイクに似合うな。いずれシート色変更を。。。

GUZZIガードを黒から。。

クロムメッキへ。

ステンレスフィルターのこの汚れを

掃除しました。あースッキリ!

とりあえず完成ーーー。

やっぱ、ラウンドヘッドはいいわー。美しい。