2017年2月15日水曜日

即決?次の相棒

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2017年2月15日(水)

 10月初めにV11を譲渡しますと書いて2月11日に次のオーナー様に無事お引き渡しが完了し青空ガレージ(カーポート)と私の心にポッカリ隙間が空いた状態です。

譲渡が決まってからの2ヶ月間、心の隙間を埋める次の相棒を決めようと色々思惑を巡らせておりました。(YouTubeとネットに転がってる写真たくさん見ましたなー)

以下がその放浪記です。
(私の個人的な意見です。各車オーナー様、気を害されたらごめんなさい)

●BMW R1200GS Adv
 先ずは、以前から一度乗ってみたいと思っていたボクサーツイン。そうBMWです。まだ体力のある今が最後のチャンス。大艦巨砲主義 R1200GS Adv を探します。狙いは水冷ではなく空冷のOHC後期型かDOHC型。見つけましたよ。金額的には手持ちバイク資金を全て投入して無理すれば届くかなぁってレベル。足つきは以前試したことがありなんとなくOK。販売店にメールで連絡しました。色々質問した中で引っかかったのが認定中古車制度。1年間は保証され、延長でさらに1年保証。この制度自体は素晴らしいと思います。例えばABSが故障した場合ユニット一式交換で40万円といった話がネットで出てます。払えますかいなそんな金額。そのための2年間保証。無償交換できるこれに入らないと怖くて乗れません。ただし、条件があり定期点検、車検を販売店でしてくださいとのこと。(点検いくらとりますの?)確かに私の仕事関係でも不具合が出ると、基板ごと、ユニット毎交換です。その方が早い。原因究明は後回し。複雑な電子制御満載の現代のバイクではこの方法でないと成り立たないのかもしれません。整備は任せてユーザーは乗ることを楽しんでくださいビジネスモデル。なんか違う。。なんとなく冷めました。終了〜。




●BMW R100RS 2本サスモデル
 BMWといえばこれでしょのボクサー定番モデル。確かに今でも美しいスタイルだと思います。現代のBMWが消えたので、古いモデルを探します。これならオーナーがたくさんいるし自分で整備できる範囲も広く情報もたくさんあります。一緒にツーリングする仲間も昔、乗ってたので詳しく情報を聞き取ります。結論的には結構良かったよーとのこと。2本サスモデルを探してみると九州の方で良さそうなのを見つけたのでメール。詳細写真を送ってもらいました。外観は非常に綺麗です。ただ、以前の整備状態は不明で当店でオーバーホールはしてないとのこと。私的には外観は後でどうにでもなるのでエンジンやサスなど中身をちゃんと整備されてる車両が良いのです。自分でバラす自信のないエンジン関係がしっかりしてるのが良いなーと。ここでV11に乗られてる方が昔ボクサー乗ってて無機質なエンジンが嫌で半年で手放したとの情報。。うーん同じV11に乗ってる方からの情報。複雑な心境だわ。俺も飽きるのか。。なかなか良い車両情報が集まらず終了〜。




●HONDA CB110EX 2017モデル
 言わずと知れた世界のホンダ。いっそ、久しぶりに空冷マルチもいいじゃんね?ってことで乗ってきました。今年発売されたマイナーチェンジ?モデル。タンクの形状も変わって音も低音が太くなって良くなったと評判です。乗ってみると何てスムーズなのー。さすが世界のホンダ。安心感高い。これは乗りやすい。値段的には手持ち資金で無理して新車だよ。久しぶりに慣らし運転ができる。ヘルメットの中で笑いが出ます。思い出しましたよ、俺の中でこのパターンはすぐに飽きるやつですよ。一緒にツーリングする仲間に2014モデルいるしなー。世の中に一杯出てくるんだろうな。3年もたつと新たなCB1100EXが出て。。なんてことを考えてると急速に萎んでくるわけです。終了〜。




●YAMAHA XSR700 SCR950
 国内販売が開始されるとの噂のXSR700。XSR900は出てますが、3気筒にはあまり触手が動かないけど2気筒クロスプレーンコンセプトの270度クランクXSR700は面白そう。900にはないグリーンも綺麗ですよ。YouTubeでもかなり図太いサウンドでヒラヒラと楽しそうな感じです。これの発売まで待つか。2017年下期か。。半年から1年近く待つのは耐えられないです。それともう1点。ここが最大の減点ポイントで、なんじゃそのラジエターは。水冷なので仕方ないですがもう少し隠せよって感じです。全体のデザイン的には合格なのですがこれがどうしても許せません。やっぱ空冷がいいなぁ。。同時に2017上期に国内発売予定のSCR950。デザイン的にはこれはよろしいんじゃないかねぇと思ってます。BOLT派生型って感じでしょうか。ただ、エンジンがねぇ。。ってことで終了〜。




●YAMAHA XS-1
 ここでXSR700のご先祖様が気になることに。グリーンカラーでバーチカルツインに昔憧れてました。車両もないのに分解整備本も持ってるし。ネットで探すと大阪に1台あったので連絡。すると、売るつもりだったけどやっぱり止めます。ごめんなさい。とのこと。残念、ぐぬぬ縁がありませぬ。ネットでは東京の絶版車専門店に1台ありますねぇ。でも、旧車なので安心して乗るためにオーバーホールまでしてもらうと軽く予算オーバー。やっぱり縁がないのね。



のように、あれいいかもこれどうだと、この2ヶ月間、相棒選びを楽しんでおりました。

そこで得たものは。最近のバイクは
 速くても安心、安全。でも乗せられてる感満載。
 ABS、トラコンなど最新電子機器で安全かもしれないけど色々自分でサワレナイ。
 壊れると修理ではなくユニット一式交換(高くつきそう)

バイクで手間暇かけたくないのなら最新でもちろんOKなのでしょうが、何か違う。

自分が求めるものは
 速さは高速を車並みに法定速度+αで巡行できればいい。
 人馬一体となって走れる感じ。軽めの車両が良いな。
 ちゃんとメンテしてやらないと駄々をこねるけど手間も楽しい。
 磨いて眺めて楽しい。乗って楽しいやつ。
 そしてシンプル・イズ・ベスト。バイクの基本機能を持ってりゃいい。

そうなると、古めのGUZZIがいいかもってなる訳ですよ。一度はGUZZI卒業を決めたのに、色々世間を見渡すと、やっぱここが落ち着く感じです。

古いからこそちゃんと整備されてる車両。全バラオーバーホールされてベアリングやエンジン分解整備で消耗品が交換されて電装系が新しいものになってるやつ。(電装系は自分でやってもいいけど)

んで、GUZZIカスタムショップで見つけました!理想に限りなく近いバイク。実物を見ないとこればかりは決断できないので出張の帰りに立ち寄って実物拝見。整備内容を聞いて、エンジンに火を入れて跨って 即決!(走ってませんけど。笑)

刺さりました。

これが刺さるのは間違いなく「じじい」ばかり。間違ってもお嬢様には相手にされません。(V11ロッソコルサは稀にお姉さんで刺さる人もいたのにね)

    ↓チラッ。これですよ。魅惑のラウンドヘッド。



まだ名義変更などの手続き、輸送も終わってなくて手元にないので詳しい紹介は追々させていただきますが、暖かくなる頃には乗れるのかなー。

GUZZIの森に迷い込んで抜け出せたと思った場所はさらに深い変態の森だったというオチでした。

オールドGUZZI乗りの諸先輩方、ご指導何卒よろしくお願いします。


あ、ブログはこのまま継続となりました。ちょっとお題が変わって

「縦置きVツインに魅せられて 第2章 密林」とか。


2017年2月11日土曜日

お別れ。。。

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2017年2月11日(土)

 ついにこの日がやってきました。お別れの日です。
譲渡を決めた後のリアサスオイル漏れや、お互いの時間の取れるタイミングの関係で1ヶ月ほど順延状態でした。

昨夜から香川にお迎えに来られるとのことで、途中雪情報などもあり心配したのですが無事到着されました。

クセやここをどうしてるこうしてるを説明して、トランポのハイエースに乗車させました。いやーハイエースやっぱすごいわ。なんでも乗りそう。笑
マーニカウル、ノーマルマフラー、トップケースなどなど段ボールもたくさんあったのにすんなり飲み込んじゃいました。

次のオーナーの方は私と同世代(同い年でした)でバイクの経験も長く安心してお渡しできました。ブログの写真が綺麗で写真加工してる?とちょっと心配されてたようでしたが実物を見るとブログ通り綺麗ですね〜と喜んでいただけました。

夕方、メールで無事帰りましたと連絡をいただき、ホッと一安心。

「V11ルマン姉さん。次のオーナーにも大事にしてもらいなよ」

ちなみに、嫁ぎ先は。。。名古屋方面でございます。

さてと、このブログもとりあえず一段落かな?続くのか?

次のバイクを探してますが、そろそろ決めましょうね。







2017年2月4日土曜日

カウル復旧とセルモーター回路改造

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2017年2月4日(土)

 今日はカウル周りの復旧です。
純正カウルを復旧するには、あちこちにステーを取り付けないといけません。分解した時に写真を撮ってそれを見ながら元の状態に復旧です。

ライトはちょと小ぶりの180mmサイズで昔ながらのハロゲンライトなので標準の配線では車検に通らないほどの軟弱な光量しか出ないのでリレー回路でバッテリー直接給電回路も復旧です。(明るさ全然違いますからね)
久しぶりに通電するので配線がショートしていないかチェックしてからバッテリー接続です。ここでショートしてたら大変なことになるので慎重です。

ついでに、セルモーターをエンデュララスト製の高パワーに変えてるのですが、先月、リレーはカチカチ動作してるのにセルが回ったり回らなかったりの事象が発生しました。原因を調べると起動時の電磁コイルを動作させる配線が細くて電圧不足になっていることが判明。こちらもリレー回路を追加してバッテリー直接給電に変更しました。

オートバイの電気系統の配線は容量的にギリギリの設計のためちょっと配線が劣化したりリレーやスイッチの接触抵抗が大きくなるとパワー不足になってトラブルの元です。これで安心です。

標準カウルに復旧すると、おお!やっぱこれは美しいの〜。バランスが取れてて、やはりノーマルってデザイン的にも完成されてるんだわって実感した次第です。そりゃメーカーもデザイナーが色々試して最終的に仕上がったものなので当然といえば当然か。カフェカウルも良かったんだけどやっぱV11ルマンはこのカウルだなー。

明日はブレーキ周りを整備しましょう。

カウル復旧。やっぱ美しいっす。

カウルの中の風ガード?こんなのも付いてます。

カウルのヒレを固定するブラケット。左右で形が違うので注意です。

同じくブラケット。これは左側。

そして右側。


バッテリー接続前にプラマイ間の抵抗チェック。ショートしてたら大変ですからね。

バッテリー繋いでエンジン始動中の電圧。正常ですねー。ちなみに青い配線の回路がセルモータ電磁コイルのリレー回路です。

カウルステーとライト装着状態。

ライトのバッテリー直結リレー回路も取り付けました。

完成〜。おお!綺麗。