2015年5月3日日曜日

サスセッティング

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5月3日(日)

 ゴールデンウィークも中盤ですが、飛び石で仕事なので、何故か休みだーって気がしない。
久しぶりに洗車。綺麗になりました。綺麗になったついでにちょっと走らせようと思いましたが、アップハンドルにしてからどうもタイヤからの突き上げが気になるのでサスセッティングを調整してみました。

よくよく考えると、ちょうど1年前にサスのセッティング変えてから戻してないことを思い出しました。
タンデムする機会があり、リアサスの伸側と圧側をハードにしてたんです。タンデマーさんは軽量コンパクトだったし、ツーリング先だったのでプリロードまで触らず伸び縮みだけいじったままで1年間ほったらかし。
そのあと戻し忘れて乗ってゴツゴツ感があるな〜とずっと思ってたのにほったらかし。お尻荷重が増えて敏感になったのかやっぱ気になるな〜と思ったのでした。(気になるなら早く調整しろや)

サスは猫に小判の前後ともオーリンズ。先ずはリアサスから。
リアサスには3箇所の調整がついてます。
1.プリロード(スプリングの初期荷重調整)
2.ダンパー伸側(サスペンションの伸びるスピードを調整)
3.ダンパー圧側(サスペンションが沈み込むスピードを調整)

プリロードは車体の姿勢を決めるものですがV11の説明書には細かく規定がないのでオーリンズのHPに出ている数値を参考にします。
タイヤを浮かした状態(フロント:F1、リア:R1)
タイヤを接地させた状態(フロント:F2、リア:R2)
乗車した状態(フロント:F3、リア:R3)

F1-F2 20-30mm
F1-F3 30-40mm
R1-R2 5-15mm
R1-R3 30-40mm

だそうです。
ジャッキアップは以前作ったお手製のクッションで楽々です。リアの測定は2人いないと難しいのですがiPhoneで動画を撮って確認すれば一人でも大丈夫。測定結果は

F1 125mm
F2 94mm
F3 85mm
R1 240mm(アクスルシャフトとタンデムステップ間で測定)
R2 220mm
R3 210mm

F1-F2 31mm
F1-F3 40mm
R1-R2 20mm
R1-R3 30mm

まあまあの数値です。もうちょっとプリロードを強くしてもいいかもですが、体重65kgはもう30年変化ないしキャンプ道具とかタンデムすると若干下がるでしょうけどこの程度で問題ないだろーと思い未調整です。(調整するにも非常に奥まったとこにあって調整しずらいー)

次は伸び側と圧側の減衰調整。これはダイヤル式になってるのでお手軽です。
伸び側減衰ダイヤル:38ノッチ
圧側減衰ダイヤル:23ノッチ
調整可能です。調整はH(ハード)側から何ノッチ戻すかで調整します。

調整前は
伸び側減衰ダイヤル:8ノッチ戻し
圧側減衰ダイヤル:9ノッチ戻し
でした。かなりハードにしてましたね〜。こりゃゴツゴツする訳です。

ここの調整は設定を変えて走ってみるしかないので五色台へ。そこで走っては設定を変え走っては設定を変えてを繰り返します。

最終的には
伸び側減衰ダイヤル:20ノッチ戻し
圧側減衰ダイヤル:16ノッチ戻し
に落ち着きました。ゴツゴツ感もなくなり、フワフワでもない。しなやか〜って感じです。スピードレンジが上がればもう少しハードにしてもいいかもですが通常使う速度ならこのくらいで十分かなって感じです。

せっかく付いてる調整機能なので、いじって自分好みのバイクに仕上げることで乗りやすくなるんです。買ってすぐに、乗りにくいとか飽きたとか言わずに、色々いじってみると愛着が湧くと同時に乗りやすくなって長く付き合うことができるのではないでしょうか。と思った1日でした。ついでにやっぱり(雨男が洗車すると)3時頃には雨がポツリと。なんとかギリギリ帰れましたけど夕方にはザーザー降りでした。




久しぶりの五色台での調整。

久しぶりの洗車〜。

このジャッキがあればフロントもリアも浮かせるので楽ちんです。

リアサス プリロード調整用ギヤ。専用工具がいります。

伸び側減衰調整ダイヤル。時計方向に回すとH(ハード)になります。

圧側減衰調整ダイヤル。時計方向に回すとH(ハード)になります。

オーリンズのHPより。この値を標準としました。

フロントタイヤ浮かせた状態。

マーカーにより確認フロントタイヤ接地した状態。

リアはアクスルシャフトとタンデムステップ間をiPhone動画で測定です。 
久しぶりにコンデジで撮影。やっぱFUJIFILMの発色は綺麗だ〜

五色台の山頂です。

お気に入りの周回コースも行ってみました。

緑が鮮やかですね〜








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