2017年4月1日土曜日

サビとの戦いが始まる

にほんブログ村 バイクブログ モトグッツィへ
にほんブログ村(こちらからMOTO GUZZI 乗りの方々のブログが読めますよ。)

2017年4月1日(土)

 昨日は明け方まで雨だったのにすっきりと良い天気になりました。
こんな日は走らせたい。。そこは我慢して先ずは整備からです。整備の基本は掃除をすることらしいです。さあ、サビとの戦いが始まりました。



 クロームメッキは表面が硬く傷がつきにくく綺麗なのですが錆びが進むと手の施しようがありません。深いサビやメッキが剥離すると、もう再メッキしてもらうしか手がないのです。そうなる前にサビを落としてコーティングしてそれ以上進行するのを防ぐしか手がありません。再メッキって新品のパーツ買った方が安い程度のお値段がするのです。

 その前に電装部分を紹介。
電装系はオリジナルにこだわる必要は全くないと思ってます。
トラブりやすいオリジナルの電装系より、進化して故障の少ないパーツの方が安心です。
エンジンの癖とか乗り味は新しいバイクでは出せませんが、発電して貯めて点火する電装系の基本は新しいものが良いかと思います。
シートをめくると、SUS製のプレートに電装パーツが留められています。
発電機とレギュレータはエンデュララスト製なのでアイドリングから発電してくれます。
点火系はウオタニSPIIパワーコイルキットです。
点火時期だけノーマルのポイント接点を使ってます。タイミングだけに使ってるので接点の磨耗もなく、タイミングをちょっと変えたりすることも可能です。
バッテリーはリチウムのSHORAIバッテリー。めちゃ軽です。
これはいいのか悪いのか楽しみでもあります。寒い時の起電力が弱いとか言われてますね。また、防犯等で常時消費電流が流れているような場合は苦手のようです。古いバイクには合ってるかもです。





話が逸れましたが、サビとの戦いです。
先ずはライトとメーター周りからです。こっちで準備した武器はこれ。ピカール先生、サビトリキング、メッキング。史上最強サビ取り剤と書いてあるのでよほど自信があるんですね。今回はキングを使ってみます。


それでは、先ずはライトケースから。パカッとな。


あ!見なかったことにします。
医者が切開して「申し訳ありません。手の施しようがありません」と言ってそのまま閉じるやつです。
古いライトケースでよく見る光景です。
ここまでになると新しいケースを買った方が良いです。雨とかエンジンで温まった水蒸気が篭るんでしょうね。
配線をいじってる時間もないのでライト一式交換を検討するということで問題先送りです。
メーター周りを外してメーターケースを磨きました。
これは曇ってたのがとても綺麗に変身しました。が、ライトステー裏側が。ここにもサビの巣があります。ライトステーはメッキも剥離しており重体です。
MG Cycleで見ると左右で105ドルです。送料、税込みで1.5万円程度かなー。このライトステーサビやすそうな構造なので別物に交換したほうが良いかも。
ライト関係一式だよ。トホホ



外の見た目は中身があんな状態とは信じれないほど綺麗になりました。
磨いた後がこれです。メーター周りも綺麗になりました。




続いて、クラッシュガード。ここは点サビがちらほらと。この程度ならサビトリキングいい仕事します。最初拭くと抵抗があるのがサビが取れるとサラサラの感触になります。それが錆びが取れてるサインです。
(施工前、施工後です)



運転して気になったのがブレーキのレバー長調整ネジ部分。運転するといつも見える場所なので気になるー。メッキの内側からめくれてゴツゴツ状態です、これは治りません。サビ色にならないようにメッキングのコーティングが最強であることを期待します。
(施工前、施工後です。)



続いてフロントフェンダー。ここは裏側が怖いなぁ。思ったほどサビがありません。よかった。大物で結構時間がかかりそうなので部屋へお持ち帰りです。ステー辺りのサビはそれなりに綺麗になりました。フェンダー自体に細かい傷があるのでどうしたものかと。バフ磨きでメッキが綺麗になるのか考え中です。(写真だとそれなりに綺麗に撮れるけど結構傷だらけです)










0 件のコメント:

コメントを投稿