2014年6月9日月曜日

メーターケーブルとかインジェクションとか

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6月7日(土)

ブツは揃ってる。さあ、作業じゃ。

以下の作業は整備士の免許も持たない素人作業です。
やってみよって方はお約束ですが自己責任でお願いします。壊れても知りませんからね〜。

先ずはスピードメーターケーブル。断線してるのでGUZZINOさんところに手配したのが金曜日に到着。相変わらず色々な箱で届く。今回は切り餅w
このケーブルをメーターまで沿わすのにタンクとエアクリーナーボックスを外します。色々なケーブル類と纏めてフレームの裏ルートを沿わしてあるのです。

スピードメーターケーブル取替完了。あーでもない、こっちがいいかもと色々考えてルートを選択。シンプルな構造なのに結構大変。


バラし状態。ここまでバラさないとインジェクションも掃除しずらいです。インジェクションの構造はいたってシンプル。
・スロットルを回すと左側のプーリーに伝達され左側のバタフライバルブが開閉。
・左側から右側へは連結ロッドを使って開度を連携し右側も同様にバルブが開閉。
・その開度をTPSからECUへ電気信号で送り開度によりインジェクターからの燃料噴射量(噴射時間?)を決めてるはず。(この信号をベースに吸気温度変化と排気のラムダセンサーでO2を測り燃料量を補正しているはずです(予想))


吸気系を見てみましょう。外観はもとより、見づらいですが内部もかなり汚れてますね〜。スロットルを閉じた時の吹き返しでカーボンやら、ヤニやら満載です。必殺掃除人の腕がなります。


バタフライバルブ部分です。あまり綺麗な写真じゃないけど汚ねぇです。エアバイパススクリューの穴も見えますね。ここも掃除じゃ。



先ずはエアバイパススクリューを。外す前に時計方向に回して全閉にしてどの程度開いていたか現状位置を記録します。私のは左右共に1/2回転開いてました。外してみるとカーボンやらヤニがべっとりと付着。こりゃ流れてなかったんじゃねえの?って感じ。今まで一度もバラしてない部位です。こりゃいかんです。


キャブクリーナーで清掃。綺麗になりました〜♪


バタフライバルブ部分やエアバイパススクリューの穴をキャブクリーナーで清掃。まあまあ綺麗なところまで来ました。あんまりムキになって綺麗にしてもすぐに汚れるのである程度綺麗になればOK。バルブの当たり面のカーボンは綺麗に除去します。



ついでにボディも。真鍮ブラシで磨きます。アルミ地が錆びて汚くなってるのを綺麗にお掃除です。リンク機構やバネ辺りもこの際です。掃除掃除。


掃除も終了。ここまで3時間。一服休憩して。さあ、調整じゃ。
先ずは、アイドリング調整ネジをフリーにします。本当なら連結ロッドも外して右側を完全にフリーにして全閉時の電圧を測定するのですが掃除をした時に左右ともバランスよく全閉になってることを確認してるのでアイドル調整ネジだけフリーにします。
そして測定箇所はTPSの3本線の外側2本のDC電圧を測定します。写真では分かりづらいですけど配線の芯線を差し込んでます。



TPS基準電圧は150mVDCですのでちょっと高めです。う〜んどうしよう。と考えましたが調整は無しにしました。開度がちょっと+側にズレてるということは吸排気系を純正から交換しているのでエアリッチな状態なので燃料噴射量のベース信号がちょっとプラス目が都合がいいんじゃないかい。と思った訳です。(素人判断です)


ここからはエンジンオンで同調です。暖機して調整ですがあまり長い時間アイドリングさせるのもいやなので写真はなし。
手順は次のような感じです。
・エアバイパススクリューネジ左右全閉。
・エンジンスタート、暖機
・アイドリング調整ネジで1000rpmへ
・TwinMaxの針を見ながら連結ロッドでバランス調整。
・エアバイパススクリューを1/2回転に。(1/2以上開けろとのこと)
・2000〜3000rpmでバランス確認。
ちなみに1000rpmで522mVDCなのでまあまあいい感じかと。エアバイパススクリューは左右とも1/2回転としました。


結局、先日行ったバランス調整でほぼバランスは出ており設計値に近い値に調整出来たって感じでしょうか。詰まってたエアバイパススクリューの通気量が増えたのでどう影響するのか楽しみです。


ついでと言っては何ですが。こんなものにカスタム。K&Nパワーフィルタです。一番のメリットはフィルターボックスがなくなったので掃除がしやすい。笑
ただ、付けたのはいいですが、雨の日に走れないマシンに。。。これじゃ雨の中を走る可能性のある長距離ツーやキャンプツーいけないじゃん。雨対策せねば、カバーつけるか。。??何やってるんだ俺。Orz



取り外したフィルターボックス&フィルタ。元に戻せるように保管です。


こんな感じ。純正で乗るつもりだったのにいつのまにやら色々と。。。

マフラーもバッフル有り、無しでどんな感じなのか乗り比べてみましょう。どちらも良い感じの予感。笑 ちょっとだけ動画撮影。


6月8日。1時間ほど時間が取れたので乗ってみました。
結論はアイドリングが安定して加速がなめらか。
一番感じるのはスロットルを戻したときのギクシャク感いわゆるEFIのドンツキがなくなってなめらかな減速感を感じます。鼓動感は変わらずだけど乗りやすい♪
スロット戻してもエアバイパスからの空気の流れがあるからでしょうかね。
実はEFIのエアバイパスの役割がイマイチ理解できないでいるのですよ。スロット微開の時にエアーを流して最低流量を確保してるのか出荷後に販売店側で簡単に燃焼調整ができるようにしてるのか。。ようわかりません。

あ、スピードメーター動作正常であります。

掃除して調整した甲斐がありましたとさ。しばらくこれで走ってみます。30,603km



2 件のコメント:

  1. パワーフィルターだと雨の日は走れないんでしょうか?

    私もエアクリボックス派なのですが、買ったときからパワーフィルターでしたので、雨でもそのままです(*´ω`*)。

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  2. テクさん
    走れない事はないです。ただ、連泊ツーとかで終日雨の中とかゲリラ豪雨とかだと、どうしてもフィルタがモロ出しなので雨水が侵入してトラブルの元だと思います。特にキャブ車はフロート内に雨水が溜まったりとか。
    V11は純正のサイドカバー付ければ少しはましかな?なんて考え中です。あまりシビアにならなくても良いかもしれませんが雨水吸い込むとパワーダウン、回転が上がらない、オイルの乳化など悪い事ばかり想像されます。笑
    後はK&Nフィルタは定期的なメンテナンスが重要でフィルタクリーニングとフィルタオイルは必須かと。

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