2015年2月22日日曜日

シフトリターンスプリングが...その1

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2月21日(土)

 3週連続で乗れる喜び。今週も明日は雨予報なので今日乗ります。
ちょっと寒いけどオートバイ乗るには十分な気温。夕方から雨予報なので、サクッと高知まで行ってみるかと思い立ちレッツGO。

相変わらず気持ちいいエンジンですよコイツ。途中、いつもの道の駅(たからだの里)の寄ってコーヒーとトイレ休憩。
ここから猪ノ鼻峠を越えます。今日は前も後ろも車がおらず一人旅。
自分のペースで走れるので超気持ちいい!峠の頂上を越えた辺りで前の車に追いついたけど追い越し禁止なので後ろをのんびり追従します。
そこから池田に抜ける。抜けるはず。。

カーブで前の車が減速したので2速へ。ん?何かいまの感触。。怪しかった。クラッチを切って3速へ。あれ?入らん。。出たのかアレが。もう一度。ああ、ダメだ。折れたよ。シフトリターンスプリング。。

出ました。前回から13,000km走ってついに再発。これで3回目か。おっと、のんびりツーリングなんてしてる場合じゃなくなりましたよ。

どこかのくらだないナッツリターンよりシフトリターン。

広くなってるとこでUターンです。
さあ、どうする。
今は確か2速。坂道発進もアクセル開け気味なら可能。
でも、ギヤボックス内で折れたスプリングのカケラがギヤに噛み込むと被害甚大だし。悩みます。
レスキュー呼ぶか。面倒くさいな。
スプリングのカケラは重いはずなのでギヤボックス内で沈んでると信じて自走することに決定。なんとかなるさ〜。妙な自信。
家まで60キロ。2速だけでどれほどのスピードで走れるのか。家まで帰り旅開始です。
スタートは2速でもトルクフルなエンジンのおかげで何も問題なし。
そこから40km/hで3,000rpm、この感じで走れば何とかなりそう。そこからゆっくり40km/hで道の端をウインカーを出してノロノロ走行。
まるで車格の立派な原付じゃん。トラックやら軽トラやら乗用車やらバイクやら色々な人に抜かれました。原付走行ってやっぱ怖いしアブナイよ。
できるだけ交通量の少ない道を選んで何とか家に到着〜。疲れたよ。

さて、ここからは直さなければなりません。
お昼を食べて、切開開始。バッテリーを外し、リヤサスのタンクを外し、スターターを外したらギヤボックスとご対面。ギヤオイルを抜いて、ボルトを外してシフト機構とギヤとご対面。3個あるスプリングで一番細くて足の長い奴。予想通りやっぱりこのスプリングね。

にしてもだ。1回目が10,500km、2回目が20,500km、3回目が32,700kmとほぼ1万キロ毎に折れるってどんな仕様なんだ。折れてる人多数。明らかに強度不足。

このスプリングを今回、秘密兵器(コイルスプリング方式)に変えます。それについては後日。。。その2で。

この時は気持ち良かったのにね〜

ギヤボックスはこの中。

まずはバッテリーを外します(セル外すから)

リヤショックのタンクも外します。

セルモータ外します。

ギヤボックスの蓋に到着。

シフトリンクを外します。

ニュートラルスイッチを外します。

オイル漏れの跡発見。組み付け時の直しましょう。

オイル抜きまーす。まだ3000kmしか走ってないのに。

ギヤボックスの蓋を外す時はこのようにしてボルトを間違わないように。

ありましたよ。折れたスプリングのカケラ

ギヤボックスはこんな感じ。モリブデン配合のギヤオイルなので黒いですけど正常。

シフトチェンジ機構。ここにスプリングが3個使われてます。

軽く掃除後。

ここが折れた場所。折損跡が綺麗復元できたのでカケラはこの1個だけです。

さあ、分解しましょう。

ギヤの裏側に部分に1-N-2-3-4-5-6と切り替わった時の溝があります。

この細いスプリングのせいで。。

どんどん分解します。

動きと組み立て方法を確認しながら分解します。

ここね。

分解して掃除完了。

左上のが新たに導入するコイルスプリング方式。下側が既設分。再発防止のため残りの2本についても全で交換です。


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